秋のフィールドワーク

あと1か月で2020年が終わりますね。皆さんはどんな一年だったでしょうか?やり残したことはありませんか?

今年、実施できていなかったこと…「フィールドワーク」です!
通常は新人研修期間(4-6月)に実施しています。今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を考え延期にしていましたが、美術館の安全対策(30分~1時間刻みの予約制、検温等)がとられていることが確認できたので「秋のフィールドワーク」として実施してきました。

「フィールドワーク」とは…
アーキテクトとして活躍されている中村さん(※)に講師を担当していただき、街へ出て美術館や企画展に訪問し、自分たちがどのように感じたのかを発表する新人研修です。ITとは一見関係がないように見える研修ですが、創造性や価値観の多様性に自分を開いていくきっかけを提供しようという企画です。

※中村さん:グロースエクスパートナーズ/コーポレートコミュニケーション室 室長。美術史・建築史を大学で研究され、卒業以降も公私共に関わり続けられています。

最初は表参道に集合。表参道の街並みや建物についてお話しをいただきました。
いつも何気なく通っている道ですが、どのように出来ているのかを知っているのか知らないのかでは見え方が違ってきますね。

マスクを着用し、距離感を保ちつつ。

表参道を歩いて根津美術館「根津美術館の国宝・重要文化財」へ。
もう一つの美術館と言われるお庭は紅葉がはじまり、綺麗に色づいていました。ここが東京の真ん中とは思えない広さと空間です。
今回の展覧会では「燕子花屏風」(尾形光琳)は拝見することができなかったのですが、12月1日から展示されているようです。今年見られなかった方は是非!

根津美術館入り口。何回来ても圧倒されますね。

最後は森美術館「STAR展」へ。タイトル通り、現代美術で高い評価を得ているアーティスト6名の方の初期作品と最新作の紹介です。大物アーティストの圧巻の作品を体験できる展覧会。個々で見て回りましたが、皆さん足を止めるところはそれぞれでした。

内容も時代も全く異なる二つの展覧会。新人の皆さんはどのように感じたのでしょうか。
12月23日(水)14時よりZoomにて社内発表会実施します!前回の「Pre Fieldwork」(オンラインでの展覧会への参加、地元探訪)の発表との違いはあるのでしょうか。社員の皆さん、是非参加してくださいね。たくさんの質問やツッコミ(笑)、お待ちしています!
(文:経企 阿部)


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