スタディハックVol.15

本日は、GxPグループのエンジニアを中心に、普段の勉強方法仕事をする上で心掛けていることをインタビューする「スタディ・ハック!」第15弾をお届けします!

今回のスタディハックは、
スタディハック初の女性社員で新卒入社2年目になる露木さんにインタビューしました。

露木
GxP BS1部ACU所属

IT業界に元々興味があったわけではないが、就活中に別業界のインターンに参加した際、課題解決として出される案はどれもITの力が大きいことに気づき、IT業界へ興味を持つ。
ちょうど就活がコロナ渦と重なったこともあり、経済的打撃が少ない業界はどこだろうと自分なりに考えた結果、IT企業に就職することを選んだ。

GxPグループに入社した理由は?

私が就活をした時は、直接お客様と話ができる一次請けのSES企業が少ない印象でした。社員のほんとんどがお客様の元に派遣されていたり、二次請け・三次請けの場合は、お客様と直接話す機会すらないと知って・・正直、IT企業で働くことに不安を感じていました。しかし、 GxPは案件のほとんどが1次請けで、直接お客様と対話を重ねながら開発を進めていくことが出来ると知り、とても魅力を感じました。

入社して思いましたが、「分からないことがあったら遠慮なく聞いてね」という言葉がGxPでは社交辞令ではなく、本当に遠慮なく聞いても嫌な顔をされずに向き合ってもらえます。そういう点も、とても良い会社だなと感じています。GxPのメンバーだけではなく、グループ企業の方に質問してもいつも快く聞いてくださるので、感謝しています(お忙しいのにありがとうございます)。

所属するGxPのユニットと業務内容について教えてください

私が所属するユニットでは、ショベルカーやブルドーザーなどの建機の状態を可視化するサイトの保守・運用を行っています。担当業務は監視/調査/実装/テストなどです。チーム内の振り返りでは、私が分からないことについてチームのみんなが一緒に考えてくれるので、とても有難いです。

得意分野は?

まだ胸をはって得意ですと言えるものがありません・・すみません。

この間、スキルマップをつくったんですが、実装もある程度できるようになりたいけど、今後はお客様との折衝や調整の方面にチャレンジしていけると良いなと考えています。チームの催しものとか、企画をするのも得意な方なので、そういった面でも貢献できる機会も増やしたいなと思います(以前、新人さんの歓迎会で、パワポを使ってゲームをしたりしました!)。

働くスタンスは?

GxP露木
「切りの良い所までやりたい」と、思ってしまう性質なのでついつい残業をしてしまう方です。退勤前にチームの人が心配して「大丈夫ですか?何か分担できることはありますか?」と声をかけてくれたりするので、最近は次の日にまわしたり、他の方に相談するということを意識できるようになってきたと思います。
ヨネ
他の方に相談したりを意識するようになったのはなぜですか?
GxP露木
“報連相”研修があった際に、報連相が出来てて良いね、と言われたことがあって、それ以来意識するようになりました。
ヨネ
私も最近、露木さんと『Growth Us(※)』で一緒のチームになりましたが、ご自分のタスクについて頻繁にSlackに共有してくれるので、チーム内で露木さんの状況が見える化されてて、とても良いなと思いました。
GxP露木
マネジメント層は沢山のメンバーのことを見なきゃいけないので、自分のタスクを見える化した方が良いのかなと思ったのがきっかけです。今は後輩も入ってきて、自分の作業スレッドを真似してくれるようになりました。

『Growth Us!』とは?

GxP社が主導している自己啓発の取組みで、社内の有志メンバーが集まって社内プロダクトを成長させる活動を行っています。企画~開発~運用~検証のプロセスに一貫して関わることができ、普段とは違うメンバーたちと一緒に改善活動を行うことで、ナレッジを共有し、個人の成長につなげようという取り組みです。

普段の勉強法は?

GxP露木
普段はあまりしていないです・・。
試験期間などで追い詰められたらやっと始めるタイプなので、勉強する時は、誘惑の多い自宅を抜け出してカフェ等に行き、家には帰らないようにしています。本も外で読むことが多いです。

在宅だと仕事が終わると「オフ」状態になってしまい、勉強が習慣にならないなと思ったので、出社した時は、定時後に1時間くらい会社に居残って勉強にあてるようにしています。

勉強したことは、自分がちゃんと理解できているか確認するために、社内の有識者に質問したり、記事にアウトプットするようにしています。

ヨネ
アウトプットをするようにしているのは、自身のやり方ですか?
GxP露木
先輩からアウトプットすることが大事だと聞いていたのですが、実際に自分のアウトプットを他の方にも見てもらって、違う部分の指摘をもらうことで、より知識が深まることが分かりました。それ以来、意識してアウトプットするようにしています。

新しい技術情報はどうやってキャッチしてますか?

GxP露木
まだ基礎的な知識を身につけられていないので、積極的に自分から情報収集はできていません。今は、案件や『Growth Us!』のことでいっぱいになっている状態です。『Growth Us!』でチームメンバー(主に酒巻さん)が情報を共有してくれたり、雑談チャンネルで誰かが共有してくれた情報をチェックしています。今後は自分からも情報収集して、Slackの勉強会チャンネルに発信できるようになりたいなと思います。

いま一番はまっている技術や関心事は?

GxP露木
モブプロです。
『Growth Us!』のチームで週1回のモブプロ開発を行っています。最初はモブプロって3人以上集まって開発することなのかな・・とぼんやり考えていましたが、それぞれロールが分かれていたり、細かくルールが設定されていたり、行動パターンがあったりと奥深いものでした。
ヨネ
モブプロってどういうことをするんですか?
GxP露木
3人以上集まって、ナビゲーター(こういう風に実装してくださいと指示する人)、ドライバー(手を動かす人)、ファシリテーター(進行みる人)、レコーダー(実装の内容をメモしたり、書記する人)がいて、明確なルールがあります。タイマーとかキリの良いところで役割を交換したりもします。悪魔の代弁者(あえて逆を言う人)とかもいますよ!

モブプロに行動パターンがあることも最初は知りませんでしたが、モブプロをやることで皆で書き方を学べるし、属人化してる部分も共有されます。全員でやるからレビューも不要になって、スピードも早くなりました。

仕事をする上で心掛けてることは?

GxP露木
分からないことがあったり、認識に齟齬がありそうだなという時は、ガンガン聞くようにしています。それと前述しましたが、自分が今何をしているのか他の人にも分かるようにするようために、「本日の作業スレッド」を立てて見える化しています。
ヨネ
ガンガン聞くスタイルは、露木さんの元々の性格だったりするんですか?
GxP露木
今のスタイルになったのは、先輩の影響が大きかったと思います。
以下は、新卒で入社したての頃に私の日報を読んだ先輩がくれたコメントです。

「分からないことを恥ずかしいと思わずに言えるようになる」という目標、ステキです!口頭でも少し話しましたが、分からないことを隠してしまうとお互いが一番つらい思いをすることになります。前に聞いたことでも全然構いませんので、わからなかったり合っているか不安になったらいくらでも聞いてくださいね(誰も1~2回話したことを完璧に覚えていて欲しい、それであたりまえだ!なんて思っていませんからね!)。

ヨネ
立場やグレードに関わらず、遠慮なく対等に話ができる関係性を大事にしているGxPの良さが表れた素敵なコメントですね。
GxP露木
はい、このコメントがあったので遠慮なくガンガン聞けるようになったのかなと思います。

あと、モブプロや案件の振り返りで身についた部分も大きいと思います。

ナビゲーター役をやると、分からない部分を誰かが教えてと言わないと進まない状況があって、そういう時にガンガン聞いていくスタイルが自然と身についたのかなと。あと、案件の振り返りで、問題解決に時間がかかると気づいたのですが、そんな時に長い時間一人で悩んでいても解決しないし早く共有した方が良いよと教わりました。自分の状況をチームのメンバーに知らせることで、問題も早くキャッチアップしてもらえるようになりました。

最後に一緒に働きたい人物像を教えてください。

GxP露木
ありきたりなのですが、GxPはチーム開発を大切にしているので、報連相が活発な方や協調性のある方と一緒に働けると良いなと思います。
ヨネ
ありがとうございました!

露木さんは、チームメンバーが「こうすると助かるかな?」という視点で行動していて、いつも素敵だなと思っていたのですが、きっかけが先輩の言葉だったことを知り、GxPがチーム開発を円滑に進めるために工夫をしている点が垣間見えました。


では、次のスタディハックもお楽しみに!
(文:GRI 米山)

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