GxPグループの勉強会とは
こんにちは、GxPの小澤です。
GxPグループには「勉強会」と呼ばれる、業務やスキルアップにつながる知識や技術を獲得するための活動が存在します。各勉強会ではそれぞれ目的や目標を掲げ、その達成のために勉強会ごとに参加者を募り意欲的に活動を行っています。
今回はGxPの活発な勉強会について、社内外を問わずたくさんの方々に知って、そして興味をもってもらうために、勉強会をジャンルごとにまとめて紹介したいと思います!
AI・データ分析
GxPでは昨今盛んであるAI・データ分析の学習活動も活発です。最新の情報技術をキャッチアップし、高度な情報処理を身に着けることができるAI・データ分析の勉強会は若手社員を中心に熱心な活動が行なわれています。
AI Profession
勉強会主催者・森坂さんのコメント
- どのような勉強会か
最終的にAIサービス・ソフトウェアの開発ができるようになることを目標としている。コーディング中心の教材を扱い、ITエンジニアでも理解できるような内容を学習する。GCP(Google Cloud Platform)の機械学習系サービスのオンライントレーニングの受講等も行なっている。 - 勉強会発足のきっかけ
AI機能/機械学習モデルをシステムに組み込む『AIシステムエンジニア』の需要の高まりをお客様を通じて感じていたため - 誰におすすめか、誰が参加可能か
AI/機械学習に興味のある方。
以前のG+WEBでのインタビュー記事
pandas勉強会
勉強会主催者・穂坂さんのコメント
- どのような勉強会か
社内の多くの人にpandasに触れてもらい、データ分析がどんなものか体験してもらう。技術者に限定せず、データ分析の有用性を理解し、データリテラシーを高めてもらいたい。労働時間内に活動することを目指し、時短勤務の人も参加できるようにしている。 - 勉強会発足のきっかけ
従来通りのシステム開発だけではこの先も安泰とは言い難く、新しい取り組みが必要なため。 - 誰におすすめか、誰が参加可能か
グループ内の全員が参加可能。積極性を尊重する。
フロント・デザイン
GxPグループでは、UI/UXを軸とした顧客サービスの提供や、フロントエンドの開発も広く行われています。そういったエンドユーザの直接目に触れる技術の勉強会も行われています。
デザイン勉強会
勉強会主催者・米山さんのコメント
- どのような勉強会か
毎週金曜日のランチ勉強会と、不定期開催の2パータンでワークショップをやっています。使うツールはFigmaとFigjamで、簡単なUI設計やバナー作成、少ないお題からブランディングを考えたり、実際に手を動かしてデザインしてもらうワークが中心です。 - 勉強会発足のきっかけ
社内にデザイン思考を広めたくて始めました。うちはエンジニア人口が圧倒的に多いせいか、デザインに対する齟齬も多く、案件で非デザイナーの人たちとスムーズにUI/UXの話ができるように広義のデザインを広めたいと思ったのがきっかけです。 - 誰におすすめか、誰が参加可能か
デザインやってみたいという方なら、どなたでも歓迎です!ただ、デザインの表層部分はあまりやらないので、情報設計からデザインしたいという方が向いています。
IT全般
GxPグループには、分野を定めず、幅広くITについて学ぶ勉強会が多く存在します。今回はそのうちいくつか取り上げたいと思います。
10min TeckTalk(10分勉強会)
勉強会主催者 安場さんのコメント
- どのような勉強会か
10分で話せることをなんでも。技術ネタもあれば、Jiraとかの使い方などもある。
以下、発表例
・技術的なアップデートの紹介やその確認
・最近ハマったことや得られた知見
・便利ツールの紹介
・障害発生事例
・社外勉強会の参加報告 - 勉強会発足のきっかけ
Tecktalkは運営も発表準備も大変なため、気軽に技術共有する場を作りたかった。 - 誰におすすめか、誰が参加可能か
誰でも参加OK。
Web Developer Roadmap勉強会
勉強会主催者・福家さんのコメント
- どのような勉強会か
若手のエンジニアに向けた勉強会です。
WEB系エンジニアに必要な知識を身に着け、自分の興味がある分野を見つけることを目的としています。
WebDeveloperロードマップ(https://roadmap.sh/backend)に沿って学習を進めていきます。
学習は基本的に自習形式で行って、毎週集まって学習したことを共有します。
週にかかる時間は、30分の勉強会と自習(1~2時間)ほどです。
期間は1年くらいで走り切ることを想定しています。 - 勉強会発足のきっかけ
自分の得意分野や好きな技術がないエンジニア向けに、浅く広くITについて学ぶ機会と場を作りたかったため。 - 誰におすすめか、誰が参加可能か
WEB系エンジニアに必要な知識を体系的に学びたい人学んだことを共有するのが好きな人技術について学ぶ習慣を身に着けたい人
「IT全般」の他の勉強会
- GrowthUs(GxPortalチーム)
- くじら勉強会
コミュニケーション
マネージャ職のみならず、エンジニアにとっても、スムーズで意義のあるコミュニケーションをとることのできる能力は大事なスキルです。うまく話すこと・伝えることに注力し、トレーニングする勉強会も存在します。
プレゼンうまくするサークル
勉強会主催者・杉山さんのコメント
- どのような勉強会か
お題と制限時間を決めて、準備期間を設けた後にプレゼンを行います。お題に沿っていればプレゼンの内容は自由で、どこの説明に時間をかけるのか、どこに向けて話のボルテージを上げていくのか等、考えを伝える戦略を各々で考えて当日ぶつけ合います!
また、プレゼン後には必ず参加者からフィードバックを受ける時間を設けています。フィードバックでは良かったことに加えて、良くなかったことも上げていきます。 - 勉強会発足のきっかけ
新卒研修の中で何度かプレゼンをする機会があり、そこでプレゼンには自分の考えを限られた時間の中で他者へ伝えるスキルがとても重要で、そのスキルは一朝一夕で身につくものではないことを知りました。このスキルは仕事の中でのお客さんとのMTGや社内外での発表の機会などで確実に生きるものだと思いますが、仕事以外でそうしたスキルを養う機会というのはなかなかありません。その機会を提供してくれる場としてこのサークルを立ち上げました。 - 誰におすすめか、誰が参加可能か
どなたでも参加できます。人に考えを伝えることが苦手な人、人前で話すことが苦手な人は特におすすめです!
場数を踏むことが結構大事だと思うので、その良い機会として使っていただければ幸いです!
開発スキル・マネジメント
ITのみならず、開発という言葉で表現されることのある分野では、一般的にマネジメントとエンジニアリングの要素が必要になります。今まで紹介してきた勉強会は、どちらかというとエンジニア向けのものですが、これから紹介するものは時間やお金、人的資産を最適化するための知識、いわゆるマネジメントを学ぶための勉強会です。
マネージング・フォー・ハピネスの会
勉強会主催者・石村さんのコメント
- どのような勉強会か
「Management3.0」の実践テクニックを1章ずつ読んできて、ディスカッションしています。
実践できそうなものは実際に読書会メンバーで実践しています。 - 勉強会発足のきっかけ
「Management3.0」というのがありまして、2022年の夏ごろに論理と実践テクニックの2冊の本が翻訳出版されたのですが、マネージング・フォー・ハピネスというのはこの後者の本です。
いわゆるトップダウンで活動する組織はManagement1.0で、これは組織のリーダーが示した正解に従って効率的に働くようなイメージです。
現在は変化が激しく、立ち向かう課題も複雑化しているため、正解のない中で適応力が求められる仕事が増えています。
そんな時代に必要とされる、自己組織化された、適応力の高い組織をManagement3.0といいます。
いわゆる1+1=2ではなく個の力を活かしながらいかに多様な問題に多様なメンバーで力を合わせて取り組むのか。
また、そのための関係性構築や育成をどのように行なうのか。そういったことに関心がある人に向いている本です。
社内でも実はいくつかこの本で紹介されているツールは取り入れられており、比較的とっつきやすいことと、やるなら組織内に仲間がいたほうがジワジワと広げられると考えて、社内読書会をやることにしました。 - 誰におすすめか、誰が参加可能か
途中まで進んでいるので、追いついてきてくれればどなたでも参加可能です。
おすすめの人は↑↑のきっかけ・理由を読んで関心を持った人ですね。
「開発スキル・マネジメント」の他の勉強会
- リーダーのための「スクラムガイド」
- マネージャー勉強会
- チーム開発を学ぶ
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回紹介させていただいたジャンル以外にも、参加や継続しやすさを求めた緩いテーマの勉強会や、案件に応じてより専門的な内容の勉強会が、次々と発足しています。
- ヒンシツ大学ソフトウェアテスト入門セミナーFB
- 楽しいわくわく動画視聴会
- 自走するための読書で思考力トレーニング
等々。
社員の皆さん、興味のある勉強会があればぜひご参加ください!そして就活中の皆さん、興味がある勉強会がございましたらぜひ会社説明会や採用イベントにご参加いただきメンバーにご質問いただければ嬉しいです。
この記事をきっかけに、GxPグループの勉強会がさらに盛り上がることを願っております。