この記事に登場する人
フインさん
2024年入社 株式会社GxP アカウント戦略推進室
新しいことに首を突っ込んでは、迷子になりつつも楽しんでいます。
こんにちは!リンダです。
ジブンルートの第9回は、株式会社GxP アカウント戦略推進室のフインさん(2024年入社)にインタビューさせていただきました!
ジブンルートとは
第一線で活躍する若手社員に、「自分らしいキャリアの歩み方」をテーマにインタビューするシリーズです。選んだ道や今の想いを掘り下げ、これから社会に出る人や、迷いながら進む誰かの背中をそっと押せるような記事を目指しています。
過去の記事はこちらからもご覧いただけます。
フインさんの"ジブンルート"とは?
まず形にして、それから相談する
── これまでで「ここがキャリアの分かれ道だった」と思う瞬間はありますか?
入社2年目の春だと思います。
配属直後からずっとやっていた案件が一通り終わって、上司と1on1をする中で次に何をやりたいかという話をした時、自分がとても苦手だったセールス分野に挑戦してみたいと思い、GxRaptorのビジネスサイドチームで提案業務に関わり始めました。ただ、ビジネスサイドの経験もないから考えも浅いし、どの観点で理解して分析すればいいのか分からないし、提案資料作成も経験がほとんどないので、本当に難しいことだらけでした。
それでも挑戦したからには、分からないところは自分で調べて考えて、完璧でなくてもまずは形にしてみて、小さいことでも上司や先輩に相談する。そうやって一つずつ進めるうちに、自分一人で何とかしようとしたり、最初から完璧を求めて「難しい」と身構えたりするより、まずやってみようと思えるようになってきました。

── 進め方をつかむ一方で、今も「これは難しい」と感じ続けていることはありますか?
お客様の課題をつかむことですね。ヒアリングを重ねてお客様の課題をしっかり把握して、分析した上で一番いいソリューションを提案することがセールスの大まかな流れなんですが、その最初の「課題をつかむ」ところがいちばん難しくて。一度のヒアリングですんなり整理できるわけではなく、何度もお客様とやり取りしたり打ち合わせを重ねたりしながら、少しずつ輪郭が見えてくる、という感じなんです。
最初は、これは自分の言語の問題だと思っていました。会議で大体の話は理解しても、日本独特のニュアンスや、業界ごとの専門用語やロジックで、気づいたら頭の中で迷子になることがあって。ただ、日本語がさらにできるようになれば解決するのかというと、多分それだけではないんです。
お客様が本当に考えていることにどこまで近づけられるか、というところは今でも難しいと感じています。
── その難しさに対して、今はどんな工夫をしていますか?
事前にできる範囲でお客様の業界や専門用語を調べておくようにはしていますが、それでも会議の場で全部拾いきれないことは正直あります。なので、会議の後に議事録を見返したり、少しでも引っかかった部分は他のメンバーに確認したりして、認識のズレがないかを埋めるようにしています。
特別なコツがあるわけではなく、一つ一つの案件でわからなかったことを地道に潰していく、という感じですね。
自分が作ったものが、案件の範囲を超えて価値になる
── これまでの仕事で「価値を生み出せたな」と感じた瞬間はありますか?
配属直後に初めて担当した案件です。バラバラになっている既存システムをつなぐ、ゲートウェイのような新しいツールをつくるプロジェクトで、私はその画面をゼロから設計する担当でした。画面設計後の開発フェーズには直接関わらない予定だったので、プロトタイプのデザインをスムーズに開発者へ引き継げるようにしたくて、画面だけにとどまらずデザインシステムまで作成しました。
その後、お客様から「これはこの案件だけでなく、他の既存システムやこれから作る新規のシステムにも使えそうだね」と言ってもらえて。すごく大きなことをしたわけではないかもしれないですが、頼まれたものをそのまま形にするのではなく、この先誰がどう使うのか、何が必要なのかまで考えて提案したことに、想像していなかった反応が返ってきたので、それがすごくモチベーションになりました。

海外人財だからこその仕事を、つくっていきたい
── これから、どんなキャリアを歩んでいきたいですか?
GxPグループは多国籍のメンバーを積極的に採用しているので、日本出身メンバーと同じ仕事をするだけではなく、海外人財だからこその仕事を提案したり、立ち上げたりしていきたいです。例えば、海外のお客様との接点を更に増やしたり、海外の拠点を新規で立ち上げたり。さっきお話しした「言語や文化の壁」も、見方を変えると、自分にしかできないことの入り口かもしれないと思っていて。会議で迷子になることがある、と言いましたが、その分、海外のお客様やパートナーとの間で、言語だけでなく習慣や文化の違いを橋渡ししたり、日本国内だけでは気づきにくい海外の視点やベストプラクティスを持ち込んだり。そういう場面では、むしろ強みになるのではないかと感じています。
ただ正直、今は「海外出身でも、日本出身の人と同じように活躍できています」というのはありますが、「海外出身だからこそ、この仕事ができています」というのはまだ多くないのが現状です。これまでGxPグループの案件は国内のお客様が多く、必ずしも今すぐにグローバル展開や海外人財の力を必要とするものばかりではなかった、というのが大きいと思います。ですので、海外メンバーが翻訳以上の形で貢献できるような機会はまだ多くないと感じます。
でも、グローバルメンバーとして提供できることはもっとあるはずなんです。そういう機会が増えていけば、一人の社員としてだけではなく、海外人財としての価値を出せるはずだと思っていて。逆にそこが増えていかないと、せっかく採用された海外出身メンバーのモチベーションにもつながらないし、「私じゃなくてもいいんじゃないか」となってしまうと思います。だからこそ、私がそういう仕事を増やしていきたいと思っています。
── その状況は、少しずつ変わり始めていますか?
はい、ちょうど動き出したところです。あるお客様のシステムのグローバル展開を支援するプロジェクトが決まって、これから関わっていくことになりました。まだ始まったばかりですが、こういう案件をもっと獲得していけるという、いい事例になると思っています。
── フインさんがそういう仕事を増やしていくことは、後に続く海外出身の人たちにとって、どんな意味を持つと思いますか?
私が今のうちに具体的な仕事や実績を作ることが出来れば、後から入ってくる海外人財が同じ壁で一から悩まなくて済むと思うんです。それに、これはGxPグループの中だけの話でもなくて、「海外人財は日本で単なる労働力としてではなく、専門性や視点を持った人財として活躍できる」という実例を一つずつ積み重ねていくことが、これから日本で働きたいと思っている海外の人たちにとっての選択肢や自信にもつながっていくんじゃないかなと思っています。

好きも得意も、あとから必ず見えてくる
── 最後に、就活中の人や後輩に伝えたいことはありますか?
私も就活のとき、「自分は何が好きで、何が得意なのかがわからないと、仕事なんて探せないよね」とすごく悩んでいました。でも、就活時点で自分の得意なことを見つけられている、それと合致している仕事を見つけられる人は、実はそんなに多くないと思います。
だから、まずは自分がやってみたいと思うことから、いろいろ挑戦してみる。そうしているうちに、答えはだんだん明確になっていくはずです。最初からちゃんとした答えを持っていなくても大丈夫。面白そうだなと思う仕事があれば、遠慮なくトライしてみてほしいです。
フインさんの“ジブンルート”
(編集後記)
取材時に一番印象に残ったのは、デザインシステムのお話でした。
頼まれていたのは画面設計の部分だけですが、自分に何ができるのか、この先誰がどう使うのかまで考えて、頼まれていないものまで作って渡すという行動を配属後1年目からやっていたことを、同期として素直に誇らしく思います。
右も左も分からなかった頃にそこまでできたのは、仕事に限らず普段から周りに対してもそういう考えをもっている人だからだと感じました。
さて、フインさんの「ジブンルート」はいかがだったでしょうか?
次回の「ジブンルート」も是非お楽しみに!
(文:CCチーム リンダ)
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