インターン時代を振り返って

初めまして。新卒社員のフクイエです。

今年の7月からGxPのMS部に配属され、実務に入ることになりました。知らないことばかりですが、一日でも早くお役に立てるように、精一杯頑張っていきたいと思います。

さて、今回は私が学生時代に参加していたGxPの内定者向けインターンについて振り返ってみたいと思います。インターンに参加した理由や、インターンでの活動、それがどのように役に立ったか、などについて紹介したいと思います。

内定後の不安

去年の夏、私はGxPにエンジニア職として内定を頂きましたが、自分のITスキルに自信がなく、不安を抱えていました。独学でプログラミングの勉強をしたり、大学で情報系の講義を履修したりしましたが、その知識を仕事で活かすイメージが湧かず、勉強に対するモチベーションを保つことができませんでした。

そんな悩みを抱えている中、GxPに内定者向けインターン制度があることを知りました。私は仕事のイメージを掴める機会だと思い、参加をすることに決めました。

約4か月間、週2日だけ参加していました。

2019年11月 勉強からのスタート

アルバイトではAndroidアプリの開発をしていたのですが、それまでは開発の経験はありませんでした。アプリ開発に用いるJavaやAndroidについては、インターンに参加して初めて勉強しました。最初はメンターさんからAndroidの参考書を支給して頂き、その内容をひたすら写経していました。メンターは安場さん・森坂さん、MS部のSさん・Hさんが担当して下さいました。

勉強はスムーズに進みました。「アプリを作る」という目的をもっていたので、勉強に対するモチベーションは常に高く、集中して取り組むことができました。また、エラーで困ったときなどはSさんとHさんが助けてくれたので、勉強でつまずいてしまうこともありませんでした。

2019年12月「おもしろい」アプリの企画・設計

Androidについてある程度の理解を深めたところで、実際に開発するアプリのアイデアについてメンターさんと話し合いました。森坂さんから、会社で来客用に使用している内線電話の取次ぎを効率化したいという意見があったので、来客者が担当者をSlackで直接呼び出せるようなアプリを開発することが決まりました。そこからワイヤーフレームや画面遷移図を描いて、開発するアプリのイメージを明確にしていきました。

アプリの売りは「おもしろさ」ということにしました。しかし、抽象的過ぎたためか、開発途中から「おもしろさ」という概念が分からなくなります。結局、最後まで「おもしろさ」の答えは見つからず、今のところは保留ということになっております……。(今後の課題ですね。)

パンダが愛くるしいデザインです。
デザインはCC室のヨネさんに作成して頂きました。

2020年1月 実装とテスト

実装段階では参考書を手元にコードを書いていきました。安場さんからコードレビューを頂き、読みやすいコードの書き方を学びました。

参考書に載っていないようなライブラリの実装では、英語の公式ドキュメントに苦戦しました。そのため、ネット記事やYouTubeの画像を漁り、時間をかけて理解を深めていきました。この経験で、JavaやAndroidの知識はより深まり、検索技術も鍛えられたと思います。

実装の終盤ではテストを並行して行い、アプリの質を高めていきました。Sさんと安場さんにテストケースのレビューを頂きながら、抜け漏れのないようにケースの洗い出しをしました。

入社後に役立ったこと

このように、インターンでは様々なことを経験できました。どれも初めての経験で、分からないことだらけでしたが、ご指導を頂きながら一つずつ業務をこなしていきました。これらの経験は入社後の外部研修でとても役に立ちました。

外部研修では、プログラミング言語やフレームワーク、開発ツールの使い方など、かなり多くのことを短期間で詰め込みます。しかし、私はインターンでプログラミングが身についていたため、講義の内容で消化不良を起こすことなく、余裕をもって取り組むことができました。

また、研修チームで開発webサイトを構築した際には、インターン期間に設計資料の作成などを経験していたため、それらの知識をチームメンバーと共有しながら、効率的に開発を進めることができました。

今後は?

インターンの最終日にはアプリを完成させることができました。しかし、まだ設置には至っておりません。今は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、活躍する場面はあまり無いと思いますが、今後は試験的に設置して、さらに使いやすいアプリを開発していけたらと思います。

終わりに

インターンに参加して、入社への不安はほとんど解消されました。業務の知識だけではなく、社員の皆さんが働いている環境や雰囲気についても知ることができました。事業部会や社員交流会などにも参加させて頂いたので、会社の雰囲気についてはかなり深くまで知ることができました。

このように、学生時代の最後に大変有意義な時間を過ごすことができました。お世話になった方々には感謝しかありません。この経験を生かして配属後も精一杯頑張って参りたいと思います。

長期インターンに参加する方々へ
現役エンジニアの方々から仕事を学べる機会というのは非常に貴重だと思うので、気になったこと・分からないことは躊躇せずに質問してみると良いと思います。プログラミングや開発ツールの使い方など、最初は分からないことばかりだと思いますが、親切な先輩方が丁寧に教えて下さいます!