先輩社員に聞いてみた!「広げる先輩、やり切る後輩」古郷さん × 上野さん 

この記事に登場する人

古郷さん

エンジニア/入社4年目。複数の案件を横断しながら、新しい技術要素を持ち込みチームの開発プロセス改善をリード。「なんとかなる」と楽観的に構える落ち着きが持ち味。

上野さん

エンジニア/入社3年目。負けず嫌いで完璧主義。一つのことを最後までやり切る粘り強さが武器。Duolingoは1000日連続で継続中。

先輩社員に聞く!

Q1. 複数のタスクを同時に進める時、どのように切り替えていますか?

古郷さん:
 前提として、並行で何かを進めるのは個人的にはあまりおすすめしていません(笑)。
ただ、案件が複数あってどうしてもやる場合は、まずタスクごとに「これならこの範囲の修正で、これくらい時間がかかるな」と、ざっくり作業工程をイメージします。そうしておくと、複数あっても切り替えがしやすくなるんです。

実際にやるときは、いまならAIを使いますね。イメージしたものをAIに投げて、土台づくりをしてもらっている間に別のことを進める。終わったら下地を見て次の一手に移る、という形です。ただ、AIを眺めて時間を無駄にしてしまうこともあるので、AIに任せられるものと、自分にしか考えられないものをしっかりと分類して作業を行うことが重要ですね。

上野さん:
 AIに投げると、気づいたら止まってしまって、進んでいない時がありました。

古郷さん:
 そうならないように、AIへの投げ方も改善していくことも意識しています。
AIに任かせられるものは任せてしまうことも重要ですが、それ以上に自身がAIを理解して、道具のようにAIを使いこなすことも同様に重要です。

 

Q2. 対応すべきことが重なる場面でも、落ち着いて進められるのはなぜですか?

古郷さん:
 性格的な部分も大きいと思いますが、あとはさっきと同じで、タスクごとに作業内容と所要時間をイメージしておくことですね。そうすれば、対応すべきことが重なっても「とりあえず動けば終わる」と思えるんです。

実は、こうやって落ち着けるようになったのは2年目くらいからですね。ちょうど上野さんが入ってきた頃です。最初は自分が先輩としてのイメージもつかず、何をやればいいんだろうと慌てていました。後輩に教える立場になって、「教えられるだけの知識は身につけなきゃ」と思えたのが、大きかったと思います。

上野さん:
 最近は、やばいと思ったら紙にやることを書き出して、消しながら自分を落ち着かせています。

古郷さん:
 それ、すごくいいと思います。自分もSlackの自分宛てDMに、その日やることを書いていますよ。終わったら取り消し線を引いていく。1日ごとのTODOがあると「今日、何やるんだっけ」となりにくいので、おすすめです。

Q3. もうすぐ後輩が入ってきます。先輩として、どう接していましたか?

古郷さん:
 とにかく、質問しやすい雰囲気をつくることは意識していました。配属されたばかりだと何もわからなくて、聞きたいことは絶対にあるはず。それを言い出せないのが一番もったいないので。だから、少しくだけた話し方にすることもあります。怖い先輩じゃない方がいいですから(笑)。

あとは、自分の先輩を見て、良いところ・悪いところを参考にすればいいと思います。「ここは微妙だったな」と思う点があれば、それを直した形で接すればいい。相手のことを知ろうとする姿勢は、結構好かれると思います。「あなたに興味があります」が伝われば、いっぱい話しかけるだけでも十分だと思います。

上野さん:
 以前、別の先輩にも「自分がしてもらって嬉しかったことを、してあげればいい」とアドバイスをもらいました。でも、自分が何をきっかけに話しやすかったのか、あまり覚えていなくて…。

古郷さん:
 実際に入ってきた後輩によって、先輩の形は変わってくると思っています。後輩の雰囲気を見ながら一緒に考えていきましょう。

 

Q4. 人前で話したり、説明したりするのが苦手で…。気をつけていることはありますか?

古郷さん:
 実は、自分も苦手です。
ただ、人前で立って話すときは、普段より1.2倍くらい、腹から声を出してはきはき話すことを意識しています。話す内容や組み立て方ももちろん大事ですけど、伝わりやすい話し方・伝わりにくい話し方は確実にあると思っています。
内容の構成力を鍛えるより先に、まず実践しやすいところとして、話し方から意識しています。

上野さん:
 まずは簡単に実践できるところ、からですね

古郷さん:
 そうですね。苦手を克服するために、とりあえず何かを変えてみるのは確実に成長に繋がります。お互い苦手なので、一緒に改善していきましょう。

 

先輩から後輩へ逆質問

Q1. 入社前に想像していたエンジニア像と、いまとでギャップはありますか?

上野さん:
 仕事の中身については、大きなギャップはないです。ただ、チームの雰囲気は少し意外でした。
学生の頃は静かなタイプが多かったので、もっと黙々と作業する世界を想像していたんです。
でも会社に入ってみると、意外とおしゃべりで賑やかな人が多くて、そこは少し驚きました。

初配属は、現在も所属している、医療機器業界の社内DX推進を支援するHealthCare事業本部を希望して出しました。
初めて仕事でプログラムを書くなら、品質に妥協しない環境に身を置きたいと思ったからです。

配属直後は、システムに求められる要件を学びながら、まずは担当する案件を徹底的に理解するところから始まりました。
その土台があるからこそ品質にしっかり踏み込めるんだと、納得感がありましたね。

 

古郷さん:
 これから先の目標はありますか?

上野さん:
 これから先は、関わる案件のシステム品質の向上に貢献していきたいです。
ユーザーが意識しなくても自然に使えて、何もストレスなく使ってもらえる。そんなものを作っていきたいです。

Q2. 一つのことを最後までやり切る。あの粘り強さは、どう保っているんですか?

上野さん:
 私はもともと負けず嫌いで、完璧主義なところがあります。適当な予測で「こうだろうな」と答えるのが苦手で、ログのこの行がこうだから、この結論——というふうに一対一でつながるまで調べないと気が済まないんです。

仕事以外で何かを続ける秘訣で言うと、たとえばDuolingoには三つコツがあります。
一つは、人に言うこと。「これをやっている」と言いふらしておくと、「あれどうなった?」と思われるので、やめにくくなります。
二つ目は、やる時間を決めてしまうこと。乗り換え後の電車ではDuolingo、最初の電車では本、と決めています。
三つ目は、ワンステップでできる状態にして、目に入る場所に置いておくこと。英語を書く練習も、ChatGPTに30日分の架空の日記を作ってもらって、iPhoneのショートカットで1日分を表示できるようにして、机の上のノートに書く。15分でできる状態にしてあるんです。

古郷さん:
 それだけ聞くと、自分にはできないですね(笑)。

上野さん:
 自分の性格を理解して、その性格に合わせたルールを設けることが、やり切ることに繋がる一番の近道ではないかと思います。

 

二人はどんなコンビ?

「広げる先輩 × やり切る後輩」

手を広げて新しい技術にどんどん踏み込んでいく古郷さんと、一つのことをとことん掘り下げてやり切る上野さん。古郷さんが持ち込む新しい技術要素がチームの開発プロセス改善につながり、上野さんの粘り強い検証がその質を支える。

チームでの改善点が生じると、とりあえず古郷さんが動いて前に進める——そんな“切り込み隊長”ぶりも。タイプは正反対でも、だからこそ噛み合い、チームメイトとして高めあうことができるコンビ。

 

編集後記

正反対の二人だな、というのが第一印象でした。「なんとかなる」と楽観的に構える古郷さんと、気が済むまで突き詰める上野さん。しかし、お話を伺ううちに、その違いがそのままチームの強みになっていることが見えてきました。

印象的だったのは、配属当初の上野さんが古郷さんに対して「本当にこの人は2年目なんだろうか、と思っていました。今もすごいと思っています」。一方、古郷さんは、後輩ができたことによって「教えられるだけの知識を身につけなきゃ」と背筋が伸びたと語っていた点です。
お互いの存在が、それぞれの成長を引き出している。そんな関係性が垣間見えたインタビューでした。

古郷さん、上野さん、ありがとうございました!


企画概要説明

「先輩社員に聞いてみた!」とは

新入社員や若手社員が感じる“リアルな疑問”を、身近な先輩に直接インタビューする企画です。先輩・後輩であるお二人の会話から、日々の仕事や成長のヒントを探ります。仕事を通じた驚きや、失敗から学んだこと、チームで働く魅力、ここでしか聞けない本音も!?ーー未来の仲間やこれから何かに挑戦する皆さんにとって、働くイメージを描くヒントになれば幸いです!

この記事を書いた人

イトウ

グループ戦略企画室 コーポレートコミュニケーション推進チーム

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