この記事に登場する人
安場 直史
2015年12月入社
株式会社GxP 取締役 Internal Developer Platform室 室長
福家 賢人
2020年4月入社
株式会社GxP Production Management Unit アシスタントマネージャー
香取 佑紀
2024年4月入社
株式会社GxP Production Management Unit エンジニア
姜 周賢
2025年4月入社
株式会社GxP Production Management Unit エンジニア
株式会社GxP(GxPグループ)が大切にしているのは、
お客様がこれまで培ってきた資産を活かしながら、DXの成果を確実に引き出すことです。
必ずしも新しいものに置き換えるのではなく、これまでの積み重ねを土台にして次へつなぐ。
その考え方は、実際の開発の現場でどんな行動になって表れるのか。
実際にプロジェクトを支えた開発メンバー4名に、その中身を伺いました。
レガシー資産を生かしたシステム開発
——前提として、GxPの開発において、どんな強みや価値を大切にしていますか?
姜:
顧客企業が長年培ってきた経験や現場のノウハウ、カルチャーといった価値ある資産を理解し、業務の概念を再整理してシステムに落とし込める点です。
単に要望に応えたシステムを作るのではなく、実際に顧客がこれまで培ってきた仕組みや社内の運用を反映する「カスタマイズ」や複数の施設などに共通する「業務の統一」も共に実現を目指しています。
福家:
また、「ちゃんと現場で使えること」を大切にしています。
要望が複雑になると、顧客側は要望がちゃんと伝わっているのか不安に感じると思いますし、開発側も認識違いのまま作業を進めてしまうと手戻りが発生してしまいます。
だからこそ、実装前に画面イメージやプロトタイプを持ち寄って、お互いの認識を確実に合わせていくことが不可欠です。
こうしたやり取りの積み重ねを通じ、完成形に対する認識のズレを一つずつ埋めていくことで、
「ちゃんと現場で使える」=「業務の効率化や新しい価値の創出につながる」システムをお届けできると考えています。

"聞く"だけで終わらせない、提案とスピード力
——要件定義や打ち合わせの場では、どんなことを意識して取り組んでいますか。
姜:
私たちが既存のシステムを理解した上で案を作り、提案するようにしています。
簡単に考えると、先方に「システムをどうしたいですか」と聞けばよさそうに見えます。でも、そうではなくて、まず業務の内容や運用について話を聞き、実際の現場を見に行き、そして解決策の軸を提示して、良し悪しを判断していただき、それから案件をリードする。
そうすることで、技術面やプロジェクト管理の面から見ても顧客がイメージできる状態で実現可能な案を提案でき、スピード感をもってお話しすることができています。
香取:
そうですね。あとは、顧客の状況に合わせて、開発の進め方そのものを最初にすり合わせを行うことを大事にしています。
優先順位を先方と合意したうえで、まず確実に使える形から届けて、そこから一緒に育てていくイメージです。
「どこから着地させるか」「まず実現すべきことは何か」の合意を最初に取ることが、スピード感をもって進められている要因だと思います。
実際に開発したシステムでは、2週間から1カ月のスパンでリリース作業を行っていました。

——現場の信頼を積み上げていくために、どのような工夫をしているのでしょうか?
福家:
コミュニケーションの入り口を増やすことを意識しています。
定例で週に1回話すだけではなく、チャットで会話できる場を設けたり、問い合わせを受け付ける仕組みを作ったり。すぐ対応できる課題はその場で「やっちゃいましょう」と言えますし、すぐにはできないものも「いつやるか、優先度を一緒に決めましょう」と伝えれば、出した声が流れてしまう心配がなくなる。
だから現場の方も言いやすくなるのだと思います。
香取:
基本、即レスを意識していますね。リードタイムを短くすることも安心感や信頼感に繋がると思っているので、チーム全体でそれを大事にするようにしていました。
福家:
そうですね。あとは、思い込みで進めないこと。「こう思ってるだろう」と決めつけず、必ず事実を確認して進める。
小さな認識のずれも信頼に関わるので、わからないことは正直に聞く、というスタンスを大事にしています。

要望の「本質」に応えるチームでありたい
——最後に。皆さんは、顧客にとってどんなチームでありたいですか。
福家:
顧客が求めているものの本質を理解して、応え、ちゃんと形にしていく。それに尽きると思います。言われたことが100%正解とは限らないし、もっといい方法があるかもしれない。そこまで考えて応えられるチームが理想ですね。
姜:
そうですね。顧客の視点で「ここが不便だ」と感じていても、本質的な原因はそこではないことがあります。そこにこちらが気づいて、顧客が知らなかったことも丁寧に説明して、納得してもらいながら、最終的には「それが良いですね」と思ってもらえる形までリードする。
つまり、このチームに相談すれば、本質を見つけてくれる、本当の原因にたどり着いてくれる、結果まで出してくれる。
そういう信頼を持ってもらえるチームになりたいです。
香取:
私にとってシステムは、開発して初めてスタートラインに立ちます。
「今後こういう機能も実現できるのではないか」という相談に応えたり提案を積極的に行ったりしながら、
システムを起点に、一緒に顧客の事業価値を高めていくパートナーとして、貢献し続けていけるチームでありたいです。

編集後記
今回の記事では、「現場に寄り添うGxPの開発とは」をテーマに、実際の開発メンバーに語っていただきました。
インタビューをしていて、印象に残っているのは開発メンバーの皆さんの口から「顧客の本質を理解したい」という共通したキーワードが出てきたことです。
これは、顧客との接点を多く持ち、対話を重ねてきた3名だからこそ、共通した認識になったのだと思います。
そして、インタビュー内で、実際にどうタスク管理をしているのか見せていただきながら説明していただきました。インタビューメンバーも興味津々で、普段どのようにコミュニケーションを取りながら開発を進めているのか、その積み重ねをあらためて深く知ることができました。

これからも、現場メンバーがどんな想いで開発に取り組んでいるのか、そして私たちがお客様に信頼いただけるよう何を大切にしているのか。そんなメッセージをお届けしていきます。
次回のG+Webもご期待ください!
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