エシカルな秋~SDGs編

こんにちは。ジーアールソリューションズのシライシです。

うだるような暑さを抜け、 すっかり涼しい気温で過ごしやすい季節になってきましたね。

休みの日を利用して、『東京湾大感謝祭2019』に行ってきました。
東京湾再生官民連携フォーラムのプロジェクト活動のひとつとしてはじまり、今年で7回目の開催でした。

「海にいいこと、やさしいこと、はじめよう!」をテーマに、市民や企業・団体によるSDGsの取り組みや、海の再生活動の紹介、江戸前キッチンカー、親子ハゼ釣り教室、ボート・ヨット体験乗船などが催されていました。

目当ては「SDGs東京湾コーナー」

こちらのエリアでは、シーンをいくつかに分けて、海とわたしたちのライフスタイルや自然・気候変動との関わりをSDGsのゴールと照らしてわかりやすく紹介していました。
子供たちの海の発表やワークショップ、かつての東京湾の姿と今の姿が分かる資料、東京湾の生き物、環境、東京湾再生官民連携フォーラムの活動報告などが展示されていました。

ジーアールソリューションズでは全国のサステナブルな中小企業事業者との事業連携を強めエシカルなエコシステムネットワークを築いていきたいという目標もあるため、そのヒントとなるものが得られるのではないかと思い見学に行きました。

そもそも「SDGs」ってなんだろう?

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で 2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標です。

どう発音するかというと、SDGs(エス・ディー・ジーズ)です。
時々、エス・ディー・ジー・エスと読まれる方がいらっしゃるのですが、最後はGoals(ゴールズ)の略です。

2030年までの長期的な目標として、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。この文書の中核を成す「持続可能な開発目標」をSDGsと呼んでいます。
肝心な「持続可能な開発目標」とは具体的にどのようなものかというと、上の画像の様に「17の目標」そして「169のターゲット(具体目標)」で構成されています。

ここでは個々の目標についての説明は割愛しますが、SDGsがパワフルなところは目標を数値として定期的にモニタリングしていくことです。
その進捗をモニタリングしていく枠組みとして、国連ハイレベル政策フォーラム(HLPF:High Level Political Forum)というものがあります。
具体的にはSDGs達成に向けての進捗状況を各国が自分たちで報告を行うというものです。
そのレビューが毎年7月頃に行われています。

日本の取り組みはどうなのか、というと
日本は、豊かで活力のある「誰一人取り残さない」社会を実現するため、
一人ひとりの保護と能力強化に焦点をあてた「人間の安全保障」の理念に基づき、世界の「国作り」と「人づくり」に貢献していくと宣言しています。
今年開催されたG20サミットでは議長国として、環境にやさしい世界の取り組みで海洋プラスチックごみ対策に取り組むと発表していました。

最近ではメディアや書籍でも取り上げられる機会が増えてきている印象です。

出展あれこれ

『東京湾大感謝祭2019』 に話を戻します。
出展では30を超えるブースが様々なテーマでイベントを盛り上げていました。

こちら、真庭のシシ!
ごみの減量化・再資源化のPRのため
真庭市で出たごみで作られたイノシシ形のアート作品 です!

こちらはリサイクジラ!
作品の横にある回収容器で集められたPETボトルは透明容器へリサイクルされるとのこと。

他にも、水道の勉強、プラスチックごみの問題、海の学び場など様々。
ショーや講演を行うスペースも用意されていて飽きさせない仕組みがされていました。

まとめ

『東京湾大感謝祭2019』 により、自身のSDGsや東京都の抱えている問題を広く知ることが出来ました。

一気に事を進めるのは難しいですが、こういったイベントをきっかけに”知る”を進めることでSDGsに取り組むきっかけになるのではないかと思っています。

現在、社内でも有志の中で一つ一つ取り組めるところから活動の輪を増やしています。
それぞれのSDGsの関心の共有、ESG投資の勉強会参加、マイボトル・箸やスプーンの利用、ビーチクリーンの計画、オーガニックコットンウェアやヴィーガンフーズへの理解など。
また、先日当社参加した外部イベントではノベルティやユニフォームTシャツを全てエシカルなものへ統一するなどしています。

普段の業務と違う体験をすることで自身の視野を広くすることが出来た、良いイベント参加となりました。

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