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株主・投資家の皆様へ(2026年8月期第...

株主・投資家の皆様へ(2026年8月期第3四半期決算報告)

2026.07.16

お知らせ

株主・投資家の皆様へ

平素より当社事業に対して格別のご支援・ご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
まず、当期の業績についてご報告いたします。


当期は、通期業績予想の下方修正でお示しした通り、創業以来初めての減収減益となる見込みです。
期初より下期偏重の計画となってはおりましたが、複合的な要因により、下期の取り組みが計画通り進捗しませんでした。下期以降に策定したリカバリープランも十分な成果に結びつけることができず、結果として通期でも計画を達成することが困難になりました。
株主・投資家の皆様のご期待に応えられなかったことを、経営者として深くお詫び申し上げるとともに、その責任を痛感しております。


業績低迷の背景には、主要顧客との取り組みについての停滞があったことが大きいですが、業界を取り巻く環境の変化を鑑みると中期的には当社事業構造を変革する必要があると認識しております。
既存の顧客との関係は堅調に維持できている一方で、顧客のDXへの伴走にこだわり過ぎた面があります。その結果、新たな挑戦をともに担う部分では十分な貢献ができなかったと考えております。
AI台頭の中、先を見通すことが難しい経営環境においては、顧客に『伴走するパートナー』ではなく、顧客を『先導するパートナー』としての役割が期待されるという環境変化に十分に応えきれなかったことが大きいと感じております。


こうした状況を踏まえ4月には社会価値変革研究所を新規に設立し、顧客を『先導するパートナー』として新たな領域に踏み出しましたが、顧客のご期待全てに応えるには時間を要することとなり、十分なリカバリーには至りませんでした。
お客様の経営環境の変化のスピードに対して、私の経営判断のスピードが遅く、結果として期中での成果につなげられなかったと深く反省しております。


一方で、次につながる前進もありました。社会価値変革研究所を起点として、既存の顧客はもとより、これまで接点のなかった新規顧客に対しても『先導するパートナー』としての取り組みが動き始め、エンタープライズ顧客との取引数は前年同期と比較し8社増と着実に増加しつつあります。この度いただいたご縁を大切に、この芽を確実に成長の柱へと育ててまいります。


創業以来当社の成長戦略に沿った人財の積極的な採用を進めてまいりましたが、前述の通り環境の変化にあわせた形での顧客価値の向上という成果に直結するには至らず、投資が先行した状態が続いております。加えて、生成AIの急速な台頭はコンサルティング業界・IT業界の事業環境を大きく変えつつあり、当社自身の生産性のあり方も問い直されています。
この変化をチャンスと捉え、変化を先取りし、価値へと転換していくことに全力で取り組んでまいります。


来期に向けて、小手先の改善ではなく、抜本的な意識改革と行動変容に取り組みます。
社員一人ひとりが、社会の変化に敏感になり、外へのアンテナを張りめぐらせ、常に社会や顧客にとっての課題の最前線に立ち、価値を生み出すことを改めて誓います。その原点に立ち返ることで、もう一度『新しい挑戦をともに先導する・任せられるパートナー』として頼られる存在を目指します。
同時に、AIの活用を単なる社内の効率化にとどめず、お客様の価値向上そのものに貢献する力へと高めてまいります。あわせて、当社の強みである出島戦略をさらに加速させ、不確実性を一つずつ減らしながら、持続的な成長軌道への回帰を図ってまいります。


改めまして、創業以来初の減収減益見込みという状況を、私の経営者としての力不足の表れと深く反省し、重く受け止めております。
この躓きを、必ず次の成長への原動力に変えてまいります。
株主・投資家の皆様におかれましては、当社の改革と成長の歩みを、引き続き厳しく見守っていただけますよう、心よりお願い申し上げます。



グロースエクスパートナーズ株式会社
代表取締役社長