こんにちは!リンダです。
ジブンルートの第3回目は、新卒3年目であるニプロデジタルテクノロジーズ株式会社(出向)兼グロースエクスパートナーズ株式会社グループ戦略企画室事業戦略推進チームの野本さん(2023年入社)にインタビューさせていただきました!
野本さんのこれまでとこれから
就職活動時のこだわり
── 学生時代や就職活動で、どんな“こだわり”がありましたか?
最初は「手に職をつけたい」っていう思いと、IT業界はまだまだこれからも盛り上がるっていう感覚があって、IT業界を志望しました。未経験だったので研修制度がしっかりしているかは特に重視して見ていました。
それと私は自分の直感を大事にするタイプで、短期インターンや会社説明会、GxPでいうと社長座談会など、社員さんと直接関われるイベントには積極的に参加していました。
── 特に社長座談会が印象的だった?
当時はコロナ禍の真っ只中で、他社はオンライン開催が多かったんですけど、GxPだけは対面のラウンジで社長座談会をやると言っていて。「なんで対面なんだろう?」と驚きましたが、実際に働くかもしれない場所を見られるのは大事だと思ったのと、そもそも社長と直接話す機会って無いので、珍しさに惹かれて参加しました。
そしてなにより、GxPの社長座談会で渡邉さん(グループCEO)の社員の方への接し方だったり、質問に対しての回答や考えを聞いて、「あ、私ここで働いているかも」と直感的に思ったのを今でも覚えています。

キャリアについての迷いと転換点
── キャリアでの悩みや迷った瞬間はありましたか?
元々は技術を極めたい思いでプログラマ/エンジニアを目指しました。コードを書いてモノを生み出す魅力に惹かれていたんです。でも、AIの進化スピードと精度を目の当たりにして、「私がいくら頑張ってもAIの出力速度・精度に勝てない」と感じた瞬間がありました。そこから、これからのキャリアをどうしようと考えるようになりましたね。
── そこから思考をどう切り替えましたか?
私が好きなことは何だろうと改めて考えてみたら、「人と話すこと、話を聞くことがめちゃめちゃ好き」だなって・・・(笑)。人との関わりの中で価値を生み出すキャリアの方に自分らしさを感じて、当時の人事制度でいうマネージャー軸に方向づけました。それもあって会社の取り組みである「マネージャー育成勉強会」にも参加してみたりしました。まだ3年目なので、これからいろいろな経験を通じて、具体的なキャリアを描いていきたいと思っています。
現在の仕事内容
── 現在どんな仕事をしていますか?
最近のメインの仕事は、顧客のグループ会社さんが提供しているWebシステムに関する環境移行の検討や、現行サーバーに関するご相談対応です。GxPとお客様を繋ぐ役割として、業務の調整と実作業の両面から担当させていただいています。
また、医療系のお客様からのご相談に対して、要件の整理や見積もり、提案書の作成などを行なったり、配属後すぐにアサインされて、立ち上げから関わっている社内システムの開発案件では、PM兼作業担当として、要件整理からスケジュール管理、開発・運用まで一通り担当したりしています。
さらに、兼任で事業戦略推進チームに所属していて、8月末まではGxUという社内イベント(会社の目指す方向性と自分の仕事を紐づけて考える場)の運営をメインで担当しました。
9月からは自社サービス「GxRaptor」のビジネスサイドとして、どのように価値を伝えていくか、どのように市場に展開していくかを検討しています。
もちろん、いろんな方に支えていただきながらですが、幅広く経験させていただいています!
・・・仕事もりだくさんですね(笑)。
マルチタスクの秘訣と、感じているやりがい
── それだけ多くのタスクを並走できる秘訣は何ですか?
正直、どの仕事も“自分がやりたいこと”なんですよね。プログラマ/エンジニアとしてAIに“勝てない”話はしましたが、全く技術に触れなくなるのも違うなと思っています。マネージャー経験も積みたいし、事業戦略推進では社外の様々な方と話せる機会がある。それぞれが自分の糧になるので、どれも「無駄だな」と感じるものがないんです。だからいろんなタスクをやれているんだと思います。
── どんなところに仕事のやりがいを感じていますか?
いろんな仕事を経験させていただいて、どの仕事でも新しいことを学べていると実感できる瞬間です。私は人の話を聞くのが好きだったり、知らないことを知るのが好きで、お客様やチームメンバー、先輩と話す中で、自分の経験だけでは得られない視点や業界知識に触れられるのが楽しいです。そこで得た学びや視点を提案や仕事に活かせた時、「あ、自分成長してる!」と感じて、もっと頑張ろうと思えます。
これからのキャリア
── 今後の目標はなんですか?
入社時からずっと変わらず、社内からもお客様からも『野本さんなら安心』と言ってもらえる存在になりたいですね。マネージャーに進むのか、営業のような役割なのかはまだ固定していませんが・・・。
そのために、知識や技術はもちろん蓄えつつ、相手の立場や状況に寄り添って、最適な選択を一緒に導いて実行できる力を磨いていきたいです。
キャリアで迷っている方へのメッセージ
── いまキャリアで迷っている方に伝えたい言葉はなんですか?
IT業界だけではなく、どの業界に行っても最初から正解は分からないし、世の中の変化で想定と違うことが起きることもあります。そんな時こそ、「なんでその道を選びたいのか」「自分は何が好きで、何が得意か」を深く考えてみてください。そういった経験はどんなキャリアでも必ず活きます。
そして、最初の選択がうまくいかないことの方が多いと思うので、「自分で選んだ」と胸を張れる選択をすることが大事だと思います。
野本さんの“ジブンルート”

(編集後記)
実は、私の最初の配属先が野本さんと同じ会社でした。その会社の取り組みとしてメンター制度というものがあり、一つ上の先輩だった野本さんが、私のメンターを担当してくださっていました。野本さんと関わる中で一番感じたのは、「人と話すのが好き」「いろんな話を楽しく親身に聞いてくださる方」だということ。どんな相談をしても、いつも親身に考えてくださって、時には仲介役になってくださることもありました。何度も野本さんに助けられてきましたし、今でも大好きな先輩の一人です!そんな野本さんだからこそいろんな場面で活躍されているんじゃないかなと思います。
さて、野本さんの「ジブンルート」はいかがだったでしょうか?
次回の「ジブンルート」も是非お楽しみに!
(文:CCチーム リンダ)
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