いよいよ全国に緊急事態宣言が出されました。
感染拡大防止のためには、ますます一人一人の行動が問われていきます。
GxPグループでは3月31日より社員は原則在宅勤務を義務付けられており、やむを得ず出社する場合は時差出勤をするなど、感染リスクを極力減らす対策をしております。
先日、経済産業省ヘルスケア産業課より健康経営会議主導で「自作マスクで医療を守ろう#SAVETheNurse」という自作マスクの啓発・推奨キャンペーンをはじめたというお知らせがきました。
以下はキャンペーン主旨の引用です。
いま私たちは、世界中で未知のウイルスと戦っています。そして、その最前線にいるのは、看護師や医師たち、医療従事者や介護関係者です。 しかし、彼らにも限界があります。 病床、医療機器、そして医師や看護師の数。 加速度的に感染が拡がれば、これらは一気に不足します。 医療崩壊を未然に防ぐために、私たちにできること。 そのひとつに、「自作マスク」があります。 既製品が不足する中、誰でも簡単につくれる自作マスク。 それは、医療従事者の皆さんに優先的にマスクを届けることにもつながります。自作マスクは、私たちの「最後の砦」を守るための一つのアクションなのです。 経営の観点から、働く人の心身の健康を保つことを目指す健康経営会議では、前例のない新型コロナウイルスの感染拡大予防対策のひとつとして、自作マスクの啓発・推奨キャンペーン「自作マスクで医療を守ろう#SAVETheNurse」を開始いたします。健康経営の志を共にする企業の皆さまには、ぜひ本キャンペーンにご賛同いただき、社員の皆さまへの啓発や対外発信のご協力をいただければ幸いです。 いままさに、働く人々の心身の健康が危機にさらされています。皆さまの職場環境を守り、また最前線の医療現場で働く人々を守る。私たちひとりひとりのアクションが、1日も早い収束につながることを願います。
http://www.kk-kaigi.com/archives/1169

このキャンペーンを受け、本日は当社随一の手作りの「匠」である三村さんが考案した“ネクタイを再利用した自作マスクの作り方”についてSlackインタビューをお届けします!
なぜマスクを自作しようと思いましたか?

試行錯誤や苦労したポイントは?

そうした目線で調べると、自作マスクの作例の多くは手作り感が高く、職場で着用するにはちょっとハードルが高く感じられるものが多いことがわかりました。
また、簡単に作成できることを優先している作例の中には、洗濯を繰り返すとすぐに形が崩れてしまいそうなものも見受けられました。
そのため、多少手間はかかってもしっかりした質感と構造を備えていて、長く使用できるものを目指しました。中でも苦労したのは素材選びです。

どうやって素材は選んだのでしょうか?

そのため逆に職場で普通に着用しているものを再利用してはどうか、という思い付きからネクタイにたどり着きました。

ネクタイならオフィスにもマッチしますね。
たしかに手芸店では女性や子供向けの柄物は多いですが、ネクタイのような落ち着いた柄は少ないかもしれませんね。

様々な素材で作ることにより、それぞれの特性についての理解が進んだので、良い経験値になったなと感じています。
シルクネクタイ製 シルクネクタイ製 スラックス製
実際つけてみてどうですか?

どちらかというと気にしていたのは周りの人の反応でしたが、職場では意外とすんなり受け入れられたようで、少し拍子抜けしました。もしかしたら単に私が「そういう人」と認識されているだけかもしれません。

でも、シルクだと洗濯できるんですか?

シルクは洗濯不可とされているものが多いので、最初に洗濯した時にはどうなることかと思いましたが、意外と何ともありませんでした。
今のところ10回程度洗濯していますが、毛羽立ちもゆがみも特に発生していないように見えます。
他の自作マスクの作例と比べるとやや手順が多いので、おそらく需要はほとんどないと思いますが、ちょっと凝ったものを作ってみたい、という方の参考になれば嬉しいです。
そろそろマスクの在庫がなくなりそうだという方は、ぜひ家に眠っている使っていないネクタイを再利用してマスクづくりにチャレンジしてみてくださいね。
自分や家族が愛用してきたネクタイなら、マスクに再利用してもその人の個性が出て面白いと思います。
三村さん、ありがとうございました!
#SAVETheNurse
#自作マスクで医療を救おう
以前から財布や社員証ケースなど自分で作れるものは作るようにしているので、今回はマスクに挑戦してみよう、という感じです。