The Okura Tokyo内覧会に行ってきました。

はじめまして。GHDのナカムラです。

建築プロジェクトのコンセプトワーク、リサーチ、プレゼンテーションを通じて、建築家/アーキテクトの伴走者として、数々の建築・都市計画に参画しています。

先日、来たる9月12日に宿泊・飲食部門がオープンする『The Okura Tokyo』を、設計施工を担った大成建設の設計チームリーダーにご案内いただきました。(全館グランドオープンは12月だそうです)

エントランスアプロ―チ

2013年秋から、私もプロジェクトメンバーとして、コンセプトワーク・基本計画・基本設計そして実施設計の一部まで、断続的に関わらせていただいた、忘れることのできないプロジェクトの一つです。

ご案内いただいた日は、インテリアの最終チェック・詰めの作業と、開業準備やリハーサルが行われており、建設関係者とホテルスタッフが期待を膨らませながら熱く働く場面を目にするという貴重な経験を得ることができました。

「家具も入った状態で見せたかったので、こんな直前の時期になってしまって…」と、ややはにかみながら仰る設計チームリーダーには感謝々々です。

ホテル前面広場の大倉集古館と水盤

旧ホテルオークラ東京は、耐震性能不足と現代のホテルとしては充分な広さやサービスを提供できない等の理由から解体。

類例のない日本の伝統的な美意識を生かしたミッドセンチュリーモダンを壊すのかと、海外から特に批判を受けました。

オークラロビー

話題になった『オークラロビー』を十分な調査・考証と部分的な再利用とにより再現。その他でも、家具・壁面装飾・照明などの再利用・再現と新たな建築の融合は、さてどう評価されますか。

設計チームには、旧ホテルオークラ東京の設計チームリーダーだった谷口吉郎さんのご子息で世界的なアーキテクト、これまでの改修などを通じて旧建築を熟知されている谷口吉生さんも、設計者兼デザイン監修として参加されており、とても多くの学びがあったプロジェクトでした。

『オークラロビー』は出入り自由です。
お茶などの注文は不要で、これもオークラの伝統。

ぜひ足を運んでみてください。

ABOUTこの記事をかいた人

建築とアートとお酒とウエルネスをこよなく愛するコーポレートコミュニケーション室長。