先輩社員に聞いてみた_カタリ杉山

先輩社員に聞いてみた!vol.1「本音でぶつかり、信頼で走る」杉山さん × カタリさん

皆さんこんにちは!CCチームのアオキです。

新入社員や若手社員が感じる“リアルな疑問”を、直属の先輩にぶつける企画「先輩社員に聞いてみた!」―

今回は、開発現場の最前線でともに走ってきた先輩・杉山さんと、エンジニアを目指して急成長中の後輩・カタリさんのコンビにインタビュー。
仕事の設計力、プロジェクトの向き合い方、モチベーションとの付き合い方まで、濃い本音が飛び交いました。

先輩・後輩の紹介

先輩:杉山さん

エンジニア/プロジェクト推進。要求整理から設計、開発の土台づくりまで一気通貫でリード。
顧客価値基点の“設計力”に定評。

後輩:カタリさん

ネパール出身、入社2年目。エンジニアとして現場で実装・検証に挑戦中。
大量インプットの時期を越え、現在は自走できる開発者へと変化中。


後輩が、先輩社員に聞く!

Q 新しいプロジェクトに取り組みながら、日々のタスクと学びのバランスはどう取っていますか?

杉山さん:
あえて“バランスを取る”ということはしていないですね。
常に新しいことの中でやり続ける感覚でいます。プロジェクトの管理業務もあるので締め切りと優先順位は徹底して考えますけど、業務設計、検証、意思決定、どれも密度が高いので、“学ぶぞ”と構えずとも毎日が学びになってますね。結果的にタスクも学習も前に進む、という感じですかね。

 

Q もっとも学びが多かったプロジェクトは?

杉山さん:
大手ゼネコン企業の案件ではエンジニアに求められるスキルがだいたい全部成長できたと思います。現在進めているGxRaptorの設計・開発も、そこでの経験がなければ成立しなかったと思います。

その後にアサインされた大手総合建設企業の案件では“人に伝える力”や“まとめて提案する力”が磨かれたと思います。以前の案件で成長した技術の設計力と、今回で身に着けたプロジェクトマネジメント・提案力の両輪で、現在の案件推進が成り立ってますね。
 

Q もし2年目の自分に戻れるなら、どんなアドバイスをしますか?

杉山さん:
正直、後悔はないんですよね(笑)。強いて言えば「もっと遊べ」かな。当時は仕事が中心で、同僚や他社の人と交流する機会を作れなかった。
ちゃんと遊べばそれだけ視野や人脈も広がると思うし、発想も豊かになるんじゃないかなと思うので。プライベートも含めて“自立”させることが、結果的に仕事の厚みにつながると思います。
 

Q 仕事で一番やりがいを感じる瞬間と、モチベーションの保ち方は?

杉山さん:
お客様から良い反応があると安心します。めちゃくちゃ。お金をかけて我々に託してくれてるんだから『お願いして良かった』と感じてもらえた時がいちばん嬉しい。

モチベーションは…常に高いんですよね(笑)。“保つ”というより、むしろ高すぎる熱をどう冷ますかを考えてます。好きなことをさせてもらっているから、保とうとしなくても自然と高いモチベーションが続くんだと思います。

 

先輩から後輩へ、逆質問

Q “わからないことだらけ”の時期が続いていたと思うけど、どう乗り越えた?

カタリさん:
最初はインプットの量が圧倒的で・・・質問もすぐ飛んできて本当に辛かったです。
でも、“なぜそれをやるのか”をたくさん質問して、質問して、質問して、やっとコードの中身を理解できるようになりました。当時はAIに直してもらって、できたかな?という感じの時もありましたけど、今はちゃんと自分で書いて、AIに聞きなおして、精度を上げて・・・とできていると思います。タスクの優先順位や次の一手も自分で判断できるようになりました。
 

Q できることが増えてきたと思うけど、これからもエンジニアを目指したい?

カタリさん:
はい。前よりずっと楽しいので。流れと中身の理解が進んできて、手を動かしていって“学び”になる感覚があります。これからも続けたいと思っています。

 

二人はどんなコンビ?

「本音×信頼=ドライブ」

——先輩・後輩でも、お互いに率直にぶつかり合い、なぜ?や、できる・できないを明確に共有する。
お互いに「なんでわからないんだ?!」「なんでわかってくれないんだ?!」が積み重なり、正直ストレスもたまるけど、それさえもお互いに発散して成長につなげる。本音でぶつかるから信頼で進む。衝撃を力に変えるのが持ち味のコンビ。


編集後記

“一般常識”より“目の前の本音”

二人の会話を聞いていて、率直にそう思いました。カルチャーも言語も壁を感じながらも、前に進もうとするカタリさんの率直さと杉山さんの遠慮ないフィードバックが真正面からぶつかり、徐々に信頼と成長につながったのだと思います。違いを推進力に変えるチームの魅力をお2人から教えていただきました。

カタリさん、杉山さん、ありがとうございました!

 

今回インタビューに参加してくださった杉山さんの連載企画【ボクナリ】こちらからどうぞ。

WRITER この記事を書いた人

アオキです。映えとは程遠い人生。